七夕祭は、慶應義塾大学の中で開催される他の５つの祭とは大きく異なります。開催当初からヨーヨーや射的といった「夏祭り」の定番の縁日を開き、小さなお子様のいる家族連れの皆様にも気軽に楽しんで頂けるような企画をご用意しています。盆踊り、お神輿。この七夕祭でしか体験できない出来事はきっと皆様の思い出の１ページになるはずです。
普段は大学生が学ぶキャンパスも、この日は開放され、老若男女が共に夏に１日を楽しみます。来場者は浴衣を着るのもこのお祭りの伝統となっていて、まさに夏の風物詩としてSFCキャンパスの１年を彩ってきました。
もちろん各サークルの出店もあり、大学生活の雰囲気を感じ取っていただくことも出来ますし、普段は学び舎を違える日吉キャンパスのサークルもステージ企画などで参加し、賑わいます。祭りの名前にもなっている「七夕」。毎年短冊企画を用意し、地域の子供達の願いを短冊に描いてもらうと共に、ご来場いただいた皆様のささやかな願いを記した短冊も、祭りに華を添えます。そして私たちが変わることのない伝統として守り続けてきた「地域密着」。私たち実行委員は、地域の様々なイベントにお手伝いをしに行き、そこで得たたくさんのご縁やあたたかい応援を糧にお祭りを運営しています。今までも、これからも、地域の皆様が私たちの七夕祭の魅力を感じ、共感し協力してくださっているからこそ、私たちはこの祭を運営していくことが出来ます。
毎年多くの協賛金を頂き、そしてその恩返しとして楽しい夏のひとときを提供する。この地で学ぶ私たちと、地域の皆様との架け橋であれますように。そんな想いを胸に、今年もまた七夕祭が開催されます。